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nanotech2018【2】新型ビーズミル Neo-アルファミル~さようなら粗大粒子~

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nanotech2018【2】新型ビーズミル Neo-アルファミル~さようなら粗大粒子~

Neo-アルファミルのご紹介

NAM

高効率処理

アイメックス独自の遠心ポンプを付与したナノ分散専用ディスクにより、循環流・収縮流を発生。ビーズの動きを強制的に制御します。


ナノ分散

ソフト分散から強粉砕まで多様な条件に適用可能。



摩耗コンタミネーションの低減

撹拌部材から突起物を排除。摩耗による性能低下を抑制できます。部材のロングライフ化も実現。

(参考1)粗大粒子による品質悪化の例

粗大粒子による品質悪化の例


(参考2)一般的な粗大粒子対策「大流量循環運転」

一般的な粗大粒子対策の図
一定効果はあるものの、ショートパスによる粗大粒子が残ることや、ビーズの偏りで分散挙動の変化が生じることもある。


Neo-アルファミル独自の特長

やじるし中位径を変えずに残留粗大粒子を低減する高品質分散が可能
やじるし粒度分布測定器に検出されない微量な粗大粒子残留による品質悪化を改善



従来のアルファミル
Neo-アルファミル
NAM断面図

ビーズ高密充填エリアがスラリーへの作用頻度を増大


ビーズミルの理想とも言える 「ビーズ高密充填エリア」を発生させ、 さらに、ビーズ最密充填部が部分的に構成されることで、 粗大粒子の低減に確実に寄与します。

ビーズが高密充填でありながら過分散を防止


流れの合流を利用するビーズ高密充填環境は、 一般的なビーズ偏在と異なり、 ステーターに押付けられる様な異常シェアの発生がなく、 高度な分散を実現します。

循環流


特許技術 Delta-Vディスクによる「循環流」

・遠心ポンプ機能により、ビーズを強制循環。
・ビーズの局所密集/停滞現象を防止
・ビーズ停滞による処理ムラ改善

高効率かつ高度な分散処理を実現します。



Neo-アルファミルの構造(従来型アルファミルとの比較)

L/Dが短い

旧アルファミルとNeo-アルファミル比較1
従来型はディスク外周と軸周りの周速差が大きい
⇒速度分布が広い
⇒処理が早く進む箇所、遅く進む箇所が存在してしまう
⇒粗大粒子を無くそうとして大量循環しても、そのバランスが大きく変わることはないと考えられる。



処理物が通るビーズ充填箇所が長い

従来型とNeo-アルファミルの比較
ビーズが多く分布している箇所を確実に通すことが粗大粒子撲滅に肝要

アルファミルはシンプルな部材でロングライフ

ロングライフ

従来のミルが突起物の摩耗により急激に性能低下するのに対して、アルファミルは摩耗による処理効率の低下が「非常に」緩やかで、ロングライフです。接液部に突起物がなく摩耗が少なく、たとえ摩耗しても性能を長時間維持できます。突起物がなくても、効率よくビーズを動かし分散効果を高める仕組みをもっているからです。24時間運転されているお客様いらっしゃいますが、消耗品の注文をいまだ受けたことがありません。非常にタフな機種といえます。

処理事例

酸化チタン

 POINT  一次粒子径に限りなく近い良好なナノ分散

透明になっていく様子
ビーズ φ0.03mm
ジルコニアビーズ 70%充填
スラリー 10wt%酸化チタン(水系)
周速 10m/s
一次粒子径 15nm
粒子径の比較
酸化チタングラフ

酸化チタン+炭酸バリウム

 POINT  過分散・粒子破壊を抑え均一に混合分散

ビーズ φ0.1mm
ジルコニアビーズ 70%充填
周速 11m/s
一次粒子径 酸化チタン 60nm
炭酸バリウム 200nm
粒子径の比較
酸化チタン+炭酸バリウムのグラフ





製品カタログがダウンロードできます


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■ Neo-アルファミル製品リーフレット
■ Small-Neo-アルファミル製品リーフレット
■ イージーナノRMB2製品リーフレット
■ スタートラボRMH製品リーフレット
■ 横型ビーズミル(NVM,RMH)製品リーフレット
■ 低温・凍結粉砕ビーズミルLNM製品リーフレット
■ 3本ロールミル イージーロールBR製品リーフレット

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