ビーズミル、3本ロールミル、湿式粉砕受託加工、押出成形付帯装置のアイメックス

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処理中の温度上昇を抑えたい

お客様の課題

処理中の温度上昇を抑えたい

 

アイメックスの解決提案

運転条件変更での解決

温度上昇がなぜ起きているかを突き止める必要があります。
いくつか要因がありますが代表的には以下の3つが考えられます。 
それぞれの原因と対策を記載します。

  • 粉体が異なっている場合(ロット差がある場合)
  • ビーズが偏っている
  • 投入エネルギーが大きい

粉体が異なっている場合(ロット差がある場合)

同じ条件で以前は問題なく処理できていたのに、急に発熱してしまうことがあります。それはロット差等で粉体の大径側が多く、粉砕にエネルギーが必要になり発熱した場合があります。
この場合は周速ダウン、ビーズ径アップを考えます。発熱を抑えるために周速を下げることは有効です。また、周速を下げたことで強度が足りない場合は、ビーズ径を大きくし強度不足を補います。

 

ビーズが偏っている場合

電力等のモニタリングを行い、電力等パラメーターが急激に上昇する場合はビーズの偏りを疑います。ビーズが偏ると局所的に発熱が起きます。
この場合、流量のダウン、ビーズ充填率ダウンを考えます。流量を下げることでビーズがミル出口側に偏るのを防ぎます。

 

投入エネルギーが大きい場合

粉砕・分散にはエネルギーを消費し、多くは熱に変換されます。粉砕・分散に必要以上のエネルギーを与えている場合は多くの熱を発生させます。
この場合は、周速ダウン、ビーズ径ダウンを考えます。粉体を粉砕するのに十分なエネルギーがあれば問題ないため、過剰な周速アップは発熱要因となります。最低限の周速で処理する事が好ましいです。また、周速を下げることで処理速度が落ちてしまう場合は、ビーズ径を小さくすることで強度、頻度を確保でき効率を維持したまま処理できます。

 

ビーズミル機種選定での解決

ニュービスコミルNVM型
ニュービスコミル
Neo-アルファミルNAM型
Neo-アルファミル
ジャケット付タンク、熱交換器の準備が御座います。

購入予定の実機もしくはスケールダウン機にてテストし、熱量からスケールアップ機での熱計算が可能です。もし、標準の冷却能力以上の発熱になる場合は、ジャケット付タンクによる冷却、熱交換機の導入を推奨いたします。




 
 

ビーズミルの処理では、運転条件や配合などで処理結果が変わります。実際に処理できるかどうかは、テストやレンタルでお試しください。 ご希望の方は、以下よりお気軽にお問合せ下さい。

 


 
 

お問い合わせお待ちしております

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