ビーズミル、3本ロールミル、湿式粉砕受託加工、押出成形付帯装置のアイメックス

menu
HOME > 技術情報 > 希釈測定と原液測定

技術情報

希釈測定と原液測定

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
希釈測定と原液測定

希釈測定と原液測定

ビーズミル処理をした後、粒度分布測定機に入れて測定をしますが、希釈したものと原液のものではデータに違いはあるのでしょうか。 
以下のグラフは、いずれも希釈による凝集傾向を示しています。

<10wt%TiO2スラリー 水系 分散剤:カルボン酸系> 分散剤:カルボン酸系


<10wt%TiO2スラリー 水系 分散剤:ポリアクリル酸> 分散剤:ポリアクリル酸

上2つのグラフは、いずれも希釈による凝集傾向を示しています。同一組成のスラリーであってもスラリー粘度が異なり、そのサンプルを希釈測定しても、粒子径の差異がないことがしばしば見受けられます。希釈による影響を考慮すること、他原理での粒子径分布測定結果やレオロジー評価と比較することなどでスラリーを評価することが必要です。

>次の記事「3-8.ナノ分散まとめ~スラリー配合・ビーズ径・周速~」
>前の記事「3-6.ナノ分散の事例~ビーズ充填率の比較~」

こちらの記事もおすすめです

3-6.ナノ分散の事例~ビーズ充填率の比較~

ビーズ充填率を変えると、主に「頻度」が変化しますが「強度」も変わりますので、通常充…

3-8.ナノ分散まとめ~スラリー配合・ビーズ径・周速~

<固形分濃度>50nm以下を狙う場合、20wt%以下で検討することが多…

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お問い合わせお待ちしております

■ 製品の詳細な仕様が知りたい ■ 処理テストをしてみたい
■ 製品の概算価格が知りたい ■ レンタルをしてみたい
■ とにかく話を聞いてみたい ■ 処理実績があるか聞いてみたい

電話でのお問い合わせ

東京営業部:048-930-6140
大阪営業所 : 06-6338-6551

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせはこちらから