ビーズミルによる粉砕実施例

ビーズミルによる代表的な処理物
重質炭酸カルシウム、軟質炭酸カルシウム、カオリン、タルク、酸化チタン、酸化亜鉛、群青、酸化鉄、ベンガラ、カーボン、カーボンブラック、チタンブラック、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、カラーフィルターブルー、カラーフィルターレッド、カラーフィルターグリーン、黒顔料、ブルー顔料、グリーン顔料、レッド顔料、黄顔料、白顔料、混合顔料、蛍光染料、酸化鉄、磁性材料、二酸化クロム、バリウムフェライト、チタン酸バリウム、ガラス、シリカ、アルミナ、ジルコニア、各種セラミックス、金属酸化物、金属硫化物、純金属、無機化合物、有機化合物、各種農薬、電池材料など
弊社ビーズミル処理テストにおける処理物の実際例
弊社で2003年~現在までに行われたビーズミルテストで一番多い処理物は、酸化チタンです。主な用途としては光触媒、白色顔料、各種充填剤、半導体材料などであり、幅広く使用されています。3番目に多いチタン酸バリウムでは、コンデンサー材料としての用途があります。
その他が77%とあるように、多種多様な試料が処理されています。少数派ですが、例えば粉末活性炭、CNT、LiFe04、ガラスフリット、ガラス粉、グラファイト、クレー、磁性塗料、正極材、セラミックスラリー、セルロースナノファイバー、ダイヤモンドブラック、電池用負極材料、燃料電池触媒、白金担持カーボン、光触媒、フロアブル農薬、ラテックス原料、リン酸鉄リチウム、活性炭の粉砕、殺虫剤(フロアブル)、導電性塗料、有機染料(感熱紙)、誘電体、硼珪酸ガラスなどがテストされています。金属酸化物も多く、酸化カルシウムや酸化ジルコニウム、酸化二オブ、酸化モリブデン等もビーズミル処理テストが行われています。ビーズミルで処理される物は、直接製品になるのではなく、原料を加工するということが大半です。
<引用・参考文献>
中山勉:「超微粒子・ナノ粒子をつくる ビーズミル」,工業調査会
■ 次の記事「ビーズミルによる大量生産例」≫
■ 前の記事「ビーズミルの洗浄」≫
■ ビーズミル技術資料一覧ページへ ≫