ファインセラミックの微粒子化
均一(高品質)なナノ粒子生成で
デバイスの小型化・高機能化を実現
MLCC (セラミック積層コンデンサ) |
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LTCC (多層回路基板:Low Temperature Co‐fired Ceramics) |
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各種センサ |
MLCC (セラミック積層コンデンサ)
代表される材料
- チタン酸バリウム
スラリーに必要な特性
- 均一薄層化(薄膜で均一に積層する)
- 小型化、大容量化への対応
- 耐熱性
ビーズミルに求められる機能
- 均質な微粒子化
- 結晶性(構造性)の維持
- 粗大粒子の除去
- チッピングの抑制
- コンタミネーションの低減
- 高濃度化による生産効率UP
- φ0.1mm以下のマイクロビーズ対応
製造過程一例
推奨ビーズミル
BR-150VⅢ
LTCC (多層回路基板:Low Temperature Co‐fired Ceramics)
代表される材料
- アルミナ
スラリーに必要な特性
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材料を微粉砕しすぎない。(微細化しすぎると、プレス工程で高密度になりすぎる。)
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圧力と密度の関係がリニアに相関がとれるようなシートが良い。
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圧力で制御できると、収縮を制御し易い。
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高密度だと、圧力をかけても、接着性が悪い。
(粉が微細化すると比表面積が高くなり、バインダーの量が不足してしまう。)
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密度が低いと、バインダーの抜けが良い。(低密度だと、バインダーの熱分解性が良い)
ビーズミルに求められる機能
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ソフト分散
(低周速、高吐出で滞留時間を短く)
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低周速での運転
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ビーズ径は、大きめが良い。
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粒度分布はブロードの方が良い。