Neo-アルファミル専用ページ
ロングボディでショートパスを防ぎ、粉砕室内にビーズの高密集層を発生させ、品質の悪化を招く”残留粗大粒子”を激減。
特許技術Delta-Vディスクが生み出す高効率分散層によって、シャープな粒度分布を持つ高品質スラリーを提供します。
Neo-アルファミルが選ばれている理由
高品質ナノ分散
粗大粒子激減
2つのエリアが確実に粗大粒子を低減
高品質ナノ分散
シャープな粒度分布
ロングボディ採用でショートパス少
ロングライフ
・撹拌部材は突起物なし
・回転軸が1つなので、メカニカルシールも1つだけ
スケールアップ可
スケールアップしてもミル容量比と等数倍の生産量
粗大粒子激減のための2つのエリア
① ビーズ高密集層
2つの遠心力により集まった、ビーズが密集しているエリア
- ビーズの高密集層はビーズの流れが遅く、過度なエネルギーが加わらないため、過分散しにくい。
- 処理液は必ず高密集層を通過。このエリアで粗大粒子をキャッチするため、ショートパスを防止する。
② 高効率分散層
Delt-Vディスク 特許技術
突起物がないシンプルなディスク
遠心力、収縮流、循環流を生み出す特殊構造
- ビーズを高速循環させ、強度・頻度を増やす。
- 収縮流で速度差が生まれ、せん断力によって分散が進む。
ビーズの動きがゆっくりな高密集層スペース
Neo-アルファミル
ビーズはゆっくり動き、過分散を防止する。密集しているため、粗大粒子を逃さず確実にキャッチできる。
◎効率的な仕事
従来ビーズミル
ビーズがベッセル(容器)やディスクの狭い空間に押し付けられているため、異常発熱やチッピング・過分散の原因になる。
△非効率的な仕事
従来ビーズミル
ビーズがベッセル(容器)やディスクの狭い空間に押し付けられているため、異常発熱やチッピング・過分散の原因になる。
△非効率的な仕事
摩耗を抑える構造
Neo-アルファミル
ロングライフで高効率処理
・ビーズ高密集層はビーズのスピードが遅いため、摩耗が少ない。
・突起物のないディスク形状
ロングライフで高効率処理
従来ビーズミル
摩耗がよく見られている箇所
・ビーズが高速で動いているディスク周辺
・ディスク及びベッセルの突起物
摩耗は効率低下を招く原因に
粒度分布計では検出されない残留粗大粒子が激減します
項目 | NAM-1型 | 従来ビーズミル |
---|---|---|
ミル容量 | 0.8L | 0.7L |
ビーズ | Zro2φ0.1mm | ZrO2φ0.1mm |
流量 | 0.8L/min | |
周速 | 8.5m/s | |
スラリー | 炭酸カルシウム(水系)20% |
<D50とD99 粒子径の比較>
<パーティクルカウンターによる粗大粒子評価>
■ 粒子径は同等だが、粒度分布計では検出されない粗大粒子の数は、従来アルファミルよりもNeo-アルファミルの方が1/20少ない
高品質ナノ分散を効率良く実現
項目 | NAM-1型 | 従来ビーズミル |
---|---|---|
ミル容量 | 0.8L | 0.7L |
ビーズ | ZrO2 φ0.03mm | |
流量 | 0.4L/min | |
周速 | 10m/s | |
スラリー | 炭酸カルシウム(水系)10% | |
一次粒子 | 15nm |
<酸化チタンの粒度分布>
<D50粒子径の推移>
■ シャープな粒度分布でかつ処理効率30%UP
スケールアップ性良好
Neo-アルファミル3つのスケール(NAM-1,10,20)で炭酸カルシウム20%を処理<粒度分布の比較>
機種 | ミル容量比 | 生産量[kg/h] | 生産量比核 |
---|---|---|---|
NAM-1 | 1 | 1.6 | ー |
NAM-10 | 12 | 18 | 11倍 |
NAM-20 | 24 | 41 | 25倍 |
■スケールアップをしても処理性能は変わらずに、ミル容量と同等倍の生産量を上げることができる。
納入業界
インク顔料・染料、ファインセラミック、触媒、磁気記録原料など
粗大粒子が引き起こす品質・特性の悪影響の例
フィルタ詰まり
10μmメッシュの物理的フィルター
粒度分布0.3μmでも詰まってしまうことがある
10μmメッシュの物理的フィルター
粒度分布0.3μmでも詰まってしまうことがある
塗装面の悪化
ツブツブが見られる ヘイズが多い
ツブツブが見られる ヘイズが多い
成形強度低下
ヒビや割れが起きる
ヒビや割れが起きる
Neo-アルファミルは来社テストが可能です。
粗大粒子にお困りの際は、Neo-アルファミルを一度お試し下さい。