ビーズミル導入のすすめ
ビーズミルにはたくさん機種があり、どれが適しているか分からない!
どのような流れで機械を導入したらいいか分からない!とお困りの方へ、導入の流れをご紹介致します。
ビーズミル導入の流れ
1.試作テストで処理条件を確認
< こんな方におすすめ >
- ビーズミルが初めてで使い方が分からない
- 現在行っている処理が上手くいっていないため、アドバイスをもらいながら処理したい
粉砕か解砕か分散か
粉砕をしたいのか、解砕をしたいのかで処理条件を決定していきます。
粒子の大きさを減少させて新しい表面をつくる
凝集粒子をほぐす
ムラ無く均一に広げ、安定化させる
処理量
パターン1.初期検討
- 多品種に最適
- ビーズ径、固形分濃度&分散剤の最適化
- ハイサイクル処理
- 30ml~の少量処理
【使用機種】
イージーナノRMB2
パターン2.生産量検討
- 連続循環運転で数L~数100Lの大量処理
- 最適な生産条件を提案
- 精確にスケールUP計算
【使用機種】
スタートラボRMH
Neo-アルファミルNAM
ビーズミル運転方式
運転方式は、処理物や目的に応じて適切に選定することが大切です。
処理効率UP
未処理粒子がない
少量検討が可能
弊社テスト機の紹介
製品名 | Neo-アルファミル | イージーナノRMB | スタートラボRMH | ニュービスコミルNVM |
---|---|---|---|---|
特長 | 高品質ナノ粒子生成 粗大粒子低減 |
【研究開発用】 少量・簡単 20mL~処理可能 |
【研究用】 高粘度・高濃度対応 |
【生産機】 高粘度・高濃度対応 |
使用ビーズ径 | φ0.03-0.3mm | φ0.03-2.0mm | φ0.3-2.0mm | φ0.5-2.0mm |
ビーズ分離方式 | 遠心分離式 | 別工程分離 | ギャップセパレーター | ギャップセパレーター |
運転方式 | 循環運転・パス運転 | バッチ式 ※オプションで循環可能 |
循環運転・パス運転 | 循環運転 ・パス運転 |
最大処理前粒子径 | 20μm | 200μm | 200μm | 200μm |
処理可能粘度 | 1,000mPa・s | 5,000mPa・s | 10,000mPa・s | 10,000mPa・s |
モーター容量 | 5.5-37kW | 0.4kW | 0.75kW | 5.5-75kw |
弊社テスト受付け | ○ | ○ | ○ | ○ |
レンタル | × | ○ | ○ | × |
製品リーフレット ※画像をクリックすると、ダウンロードページが開きます。 |
ビーズミルテストフロー
お電話、メール、webサイトよりお問い合わせください。
試験依頼書に基づきテスト内容を確認させて頂きます。
テスト費用のお見積を提出致します。
ディスカッションでは分散についてのご相談も承ります。
粒度分布結果、試験報告書を提出致します。
卓上サイズのラボ機イージーナノRMB,スタートラボRMHの2機種はレンタル可能です。
< こんな方におすすめ >
- 処理物を社外に出したくない
- 出張しづらい
- 分析装置があり、ビーズミル使用経験がある
- 自分達で条件出しをしたい
2.ビーズミル機種選定
テストの結果などを踏まえ、機種を選定していきます。各ビーズミルには個性があり、処理の得意不得意があります。この処理物にはこの機種が良い、と一概には言えません。様々な条件を考慮します。テスト・レンタルで作成したサンプルの結果を営業・研究開発センターがフォローし、機種選定をしていきます。
細かい要望でもお任せください。相談に乗り、最適な条件を考えます。
3.ビーズミル導入
いよいよ納品です。設置、試運転、運転手順の確認等丁寧にやらせて頂きます。ここで、実際に機械を納品させて頂いたお客様の声を紹介します。
「ここまでたくさんテスト等色々してもらったアイメックスさんに決めました。」
「技術指導を受けているパートナーの推奨で他社製ビーズミルを購入して使用してきたが、目標としている品質を達成できずに、新事業が軌道に乗らず困っていた。
また、そのビーズミルメーカーのサポートもなかった為、思い切って他のビーズミルメーカーであるアイメックスに相談した処、自社製品に拘らずビーズミルを使用する上での基本的な条件や運用方法まで詳しく教えて頂き、様々なテストを提案してもらい、それらを実施する事で目標とする品質の製品を作ることが出来る様になった。
草加工場に訪問しての様々な条件出しのバッチテスト、次にバッチ式のラボ機のレンタルを行い、再度草加工場で1L連続機のテストにて、品質をクリアすると共に短時間での作成に目処がついた。同条件を所有しているビーズミルでも試してみたが、その品質に達成するどころか、連続運転も困難であった為、アイメックスの装置導入を決めた。
さらに10L連続機の量産性の確認のテストも行う等、提案力のみならず評価方法に様々な引き出しがある事も大変有り難かった。これから、アイメックスのビーズミルで製作する製品をお客様に評価してもらうのが非常に楽しみだ。」
4.アフターフォロー
売って終わりではなく、ここからお客様と私達の長いお付き合いが始まります。
機械はメンテナンスをしてあげることで長く壊れずに使用することができるため、定期メンテナンスを推奨しています。
また、万が一不具合が生じた場合も誠心誠意を込めてご対応させて頂きます。
ビーズミル検討事例
ビーズミルが検討される理由は、さまざまです。検討理由の一例を挙げてみます。同じ理由が当てはまる方は是非ビーズミルの導入を検討してみてください。
・工程を簡略化したい | ・粉をもっと細かくしたい |
・時間を短縮したい | ・粗大粒子をなくしたい |
・処理を安定化したい | ・固形分濃度を上げて生産効率を上げたい |
・分散剤を使わずにどこまで細かくなるか見たい |
ケース1:ビーズミル初検討のA社
目的
さらなる微粒子化
現状・背景
現在はペイントシェイカーを使用しているが、もっと細かくしたい。
ビーズミルを使用するのは初めて。
来社テストにてイージーナノRMBで処理の可否、処理条件を検討。ペイントシェイカーよりも細かく粉砕ができたため
導入を決意。ビーズミルの操作方法や洗浄の仕方などもご覧になった。
ケース2:ボールミル使用中のB社
目的
効率UP
現状・背景
現在はボールミルを使用しているが、粗大粒子が残ってしまうことと時間がかかることが問題となっている。
ビーズミルを使用して、粗大粒子をなくせるか、どのくらい時間を短縮できるかを知りたい。
来社テストにてイージーナノ多筒式TSGで処理を行った。処理時間は6時間かかっていたものが30分で処理が完了した。
ケース3:他社製ビーズミルを使用中のC社
目的
グレードUP
現状・背景
他社製ビーズミルを使用して処理しているが、品質向上のため、さらなる微粒子化を求めている。
生産機を探している。
来社テストにてNeo-アルファミルで処理を行った。数回のテストの末、粒径・生産量と共に理想通りとなった。
皆様の抱える課題や悩みを解決するお手伝いを
是非弊社にさせて頂けたらと思います。
気になる点が御座いましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
お待ちしております。